ペネトラントシランの特徴とは

query_builder 2025/11/01
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建物や構造物に施す塗料として注目されているのが、ペネトラントシランです。
見た目を損なわずに劣化を防ぎたいと考える人にとって、有力な選択肢のひとつとなっています。
この記事では、ペネトラントシランの特徴について解説します。
▼ペネトラントシランの特徴とは
■耐久性を向上させる
ペネトラントシランは、建材の表面ではなく内部に浸透して作用する撥水材です。
外側に膜をつくらないため、剥がれやひび割れによる劣化リスクが少なく、安定した効果が期待できます。
屋外で長期にわたり使用されるコンクリート構造物でも、その耐久性向上に寄与する素材です。
■老朽化を防止する
コンクリートや石材に水分が浸透すると、内部の腐食や中性化の進行など、構造自体の劣化を早める要因になります。
ペネトラントシランであれば、水分を通しにくい特徴があるため、素材内部における反応を最小限に抑えることが可能です。
また高い防水性を保ちつつ、素材の見た目や機能性を変化させないため、景観を重視する場所にも適しています。
■氷点下でも施工できる
ペネトラントシランは、氷点下でも施工可能な製品があり、冬場や高地での作業にも対応できます。
水分を含んだ素材にも使えるため、乾燥状態を厳密に管理する必要も少なく、天候に左右されにくい点が強みです。
雨や雪の影響が大きい環境下でも、施工計画を立てやすく、作業工程の短縮にもつながります。
▼まとめ
ペネトラントシランは、コンクリートや石材に対して内部から保護する塗料です。
耐久性の向上や老朽化の防止、さらに氷点下でも施工できるという特徴から、さまざまな現場で活用が進んでいます。
『株式会社クラタ・テクノシステム』では、機能性塗料の開発および販売に携わる社員を募集しております。
ノウハウを身につけられるよう丁寧にサポートいたしますので、ぜひご応募ください。

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